介護の仕事は、職場の人間とのチームワークが重要になる場面も多い傾向にあります。
そのため、どうしても職場環境が合わないと感じた時には、仕事に集中できず退職してしまうというケースも少なくないでしょう。
何度も転職を繰り返している場合には、短期間の離職や転職回数が増え、採用に不利になってしまうと考えてしまう人も多いといわれています。
しかし、しっかりと仕事に対する熱意を伝えることで、転職回数の多さをカバーすることは十分に可能です。
具体的には、転職回数について面接官に質問された時には、正直に理由を話すことが大切になります。
面接官は多くの人間を見てきたプロです。
嘘をついてしまうと、表情や仕草から嘘をついていることが露見してしまう可能性があります。
職場にどうしても馴染めなかった、などの退職理由を面接官の納得のいくエピソードを交えて、簡潔に説明できるようにしておくと良いでしょう。
この時に大切になるのは、マイナスの主張で終わらせないということです。
職場が合わずに退職を決断したが、新しい職場で前向きに頑張る気持ちでいる、といった姿勢を見せることが重要になります。
どんなウィークポイントであっても、手短に正直な説明を行い、熱意を伝えることに面接官の注意を向けることで、上手く乗り切ることができるでしょう。
また笑顔で返事をする、しっかりと相手の目を見て話すといったことに気を付けると、好感を持ってもらいやすくなります。